創り出す
関
東
の
霊峰
筑波山
と
神と仏の御座す
筑波山
昔から「西の富士、東の筑波」と称され、朝夕に山肌の色を変え
るところから「紫峰」とも呼ばれている筑波山。男体山と女体山
の2つの峰を持ち、古くから信仰の山として栄えてきました。
「万葉集」には筑波の歌二十五首が載せられ、常陸国を代表す
る山として親しまれたことがわかります。また、山頂までの道
には、奇岩・怪石などの不思議なパワースポットが点在し、様々
な伝説や言い伝えがあります。
「筑波山」を御神体とする「筑波山神社」は、夫婦和合・縁結び
の神として信仰を集めています。境内には御神木の「大杉」、御
幸ヶ原には推定樹齢800年の「紫峰杉」があります。「筑波山」
まるごと、パワースポットとしても人気です。また、霊場第25
番札所として多くの信仰者が巡礼する「筑波山大御
堂」など神仏が御座す山となっています。
筑波山
©滝原逸郎
筑波山神社
旧筑波山郵便局とつくば道
筑波山
MAP
P16
C-1
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2
紫峰杉
しほうすぎ
大
杉
徴は、 国における最
関が軒を連ねてい
見学が可能で、
ます。 街の 試乗体じる
万葉集や百人一首に詠まれ、 日本百名山、
日本百景の一つである筑波山。 関東平野を
一望できる同山を北端に持つ地域がつくば
市。 春は梅が香り、 夏は麓の水田が青く、 秋
は米や福来みかんなど豊かな恵みを育み、
冬は山頂からの夜景
が
一
層美しく、 四季折
々の異なった表情を見せてくれる、 それが
霊峰筑波山です。
万葉集
巻三・三八三
より
筑波嶺を
外のみ見つつありかねて
雪消の道を
なづみ来るかも
よそ
み
つくばね
ゆき
けし
みち
け
陽成院(十三番)
「後撰集」
より
筑波嶺の
嶺より落つる男女川
恋ぞつもりて
淵となりぬる
つくばね
こひ
ふち
みね
お
みなのがわ